ハウスダストを防ぐのに効果的な掃除機選び

そのままにしておくと病気になる?

ハウスダストとは屋内に存在する粉じんのうち、直径が1ミリ以内でアレルギーの原因物質を持っているものを指します。 広義には布団の綿や糸くずなども含みますが、現在はハウスダストと言う言葉を使う時はアレルギーとの関係が重視されます。 ハウスダストの種類には家具や衣類についたダニの糞や死骸、花粉、人の髪やフケ、ペットの毛、カビや細菌、ウイルスなどがあり、長く吸い込み過ぎると様々な病気の原因になります。 特にダニの影響は深刻で、日本の家屋の多くに生息しているヒョウダニの仲間はハウスダストの1番の原因物質と言えるでしょう。 また人の皮膚やペットの毛などを放置しているとヒョウダニの餌になってしまい、家の中で繁殖を繰り返して余計にハウスダストの量を増やしてしまいます。 また湿気がこもりやすくなるとお風呂場を中心にカビが増殖し、目に見えない胞子が部屋中に散らばってしまいます。 こうした微細な塵やほこりは軽く、空気の流れに沿ってふわふわと室内を舞い移動します。 つまり、人が活発に動いているときに活発に動き、人が居ない時間帯には床に溜まっているという訳なのです。 活動量の多い昼間の時間帯にくしゃみが止まらないなどの自覚症状がある方もいるのではないでしょうか。

ハウスダストが原因でおこる症状とは

ダニやカビが引き起こす症状としては、アトピーやアレルギーが挙げられます。 喘息やアレルギー症状は日本人に多い症状で、免疫反応が過敏に起こるために正常な細胞まで攻撃してしまっている状態です。 近年では小さなお子さんや赤ちゃんに発症する例も多くなり、国民病という見方もされるようになっています。 具体的にはアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎によって鼻水や涙が止まらなくなったり、アトピー性皮膚炎にかかって皮膚に湿疹ができ、そこからじくじくとした膿が出てしまうなどです。 また小さなお子さんは気管支喘息を発症する率が高く、1度かかると完治するのに時間がかかり薬の吸入が欠かせなくなるなど治療も煩雑になります。 子どもだけではなく大人になってから発症することもあるようですが、気管支喘息は喉の奥がせまくなることで息が吸えなくなり、呼吸困難を起こす辛い病気です。 社会人がかかると日常生活を送ることが非常に難しくなってしまうのです。 仕事をしながら治療を行うのは大変な苦労でしょう。 この様なアレルギーの他にも細菌やウイルスによる感染症が心配です。 高齢者のご家族がいる場合、お子さんと同様に免疫力が落ちているので、ちょっとした風邪の流行が大きなダメージになってしまうこともあるのです。 冬の乾燥する時期は感染症が流行りやすい事と、ハウスダストが舞いやすいことで二重の注意が必要になります。

ハウスダストを防ぐ掃除機のベストなタイミング

そこで、ハウスダストによる病気の発症を防ぐための専用掃除機が様々なメーカーから発売されています。 辛いアレルギーになることを防ぐため、赤ちゃんや高齢のご家族が健康に過ごせるために最適なものを選んで日常の掃除に利用したいものです。 先ず掃除機をかける時間帯ですが、理想は朝一番に行うことです。 朝は夜の間にハウスダストが床に落ちて溜まっている状態ですので、家族が起き出す前にさっとかけておくと、効率よくダニや花粉を取り除くことができます。 朝起きてすぐが難しい場合は、日中外出先から帰ってすぐなどに掃除機を使うといいでしょう。 とにかく軽い塵ほこりは人が居なくなると自然に下に落ちていく物です。 しばらく家を空けて空気の流れが穏やかになった瞬間を狙うのがポイントです。

掃除機を選ぶときに注目する機能

掃除機を購入するときに目安となる点としては、ハウスダストを除去したことが分かる機能が付いているか、重さや消費電力はどの程度か、吸引力、吸い込んだアレルゲン物質を処理できるのかなどです。 掃除機は毎日使うものなので、重たいものだと部屋から部屋へと掃除をするのが大変な手間になります。 腰痛や膝の痛みを抱えている方は、2階への移動を簡単にするためにも軽量ボディのものを選ぶといいでしょう。 近年開発されている掃除機は小型化軽量化が進んでいるので、1人暮らしの高齢者の方などにも手軽に利用できるのが大きなメリットになっています。 ただあまり軽量化されているものだとモーター自体も小型化されていて、吸引力がやや弱くなっていることが不安要素でもあります。 大手メーカーのダイソンなどは小型軽量でも強い吸引力で定評があり、ハウスダスト掃除機を買う場合にダイソンから商品を選ぶ家庭も多く人気のメーカーとなっています。 またハウスダストセンサー付きの機種を探してみるのもいいですね。 ハウスダストセンサーの仕組みは、ホースや本体部分など取り付けられた高速赤外線です。 これで人の目で感知できない細かなアレルゲン物質の存在を見つけ知らせてくれるようになっています。 普通の掃除機で一通り掃除をしたつもりになっていても、カビの胞子やウイルスまで除去できたかは分かりません。 よく流通している機種では本体にランプが付いていて、ハウスダストを感知すると点灯し掃除が完了すると明かりが消える仕組みになっているので大変分かりやすく便利です。 きちんと掃除が行き届いたことを確認できるので、病気になるリスクを減らすことができます。 アレルゲンは掃除機で吸い込むだけでは除去したことになりません。 掃除機から出る排気に交じって再び室内に蔓延してしまうこともあるのです。 そうなったら掃除の意味がありませんね。 そこで掃除機を購入する際には、どの程度の大きさの粒子までを排気からカットしてくれるのかに注目してみてください。 一般的に直径0.3マイクロメートル(1000分の1ミリ)を90%以上カット出来れば、掃除機の排気の中からアレルゲン物質を除去出来ているとされています。 更に特殊なフィルターを使ったものならば、0.05マイクロメートルという超微細な塵まで排気に出さず処理してくれるのです。 より室内を清潔に保つことが可能になりますね。 商品によっては、付属品として布団に使用できるノズルが付いているものもありますので、ここにも注目しましょう。 先に述べたようにハウスダストの主な原因はダニです。 そしてダニは布団やソファ、絨毯などに多く潜んでいます。 そこで布団に掃除機をかけることができ、かつセンサー付きのものであれば喘息やアトピーの改善のために大きな力を発揮してくれるはずです。 この布団にも使えると言うことは、今後掃除機選びの重要な項目になっていくでしょう。 花粉症やアレルギー症状は一度発症してしまうと何十年と付き合っていかなくてはならなかったり、辛い治療を行わなくてはならない場合があります。 特に幼児期に発症してしまうとより深刻です。 患者数も年々増えているので、国としても治療や予防のための対策が急がれています。 原因となるハウスダストを取り除くにはこまめな掃除が欠かせませんので、適切な時間帯に適切な掃除機を用いて行うようにしてください。 人が居てばたばたしている時に掃除機をかけても、却ってアレルゲンを空気中にまき散らすだけでダニやウイルスを取り除く意味がありません。 またメーカーの努力によって年々性能のよいハウスダスト掃除機が発売されていっています。 一度掃除しても病気の改善につながらない場合は、最新機器に買い替えてみると効果を実感できるかもしれません。 家電量販店などにはハウスダスト対策コーナーがある場合もあり、掃除機の知識に特化した店員さんもいます。 お店ならば実物を見て重さや吸引力などを確認できますし、分かりにくい点は質問することもできます。 比較的高価な買い物になるので、よく検討して後悔のないように利用したいですね。


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